注文住宅の購入の流れと引き渡しまでに必要な期間を解説

公開日: 2024/07/15
最終更新日: 2024/05/15

マイホームの購入は、人生における一大イベントであり、想像するだけで夢が膨らみます。しかし、注文住宅を購入する際は、購入の流れや住宅引き渡しまでに必要な期間を把握しておかないと、苦労する可能性が高いです。本記事では、注文住宅の購入の流れや必要な期間を詳しく解説します。これから注文住宅を建てる人の参考になれば幸いです。

注文住宅を購入する流れ

注文住宅を建てる際の流れは、慎重かつ段階的に進める必要があります。以下で、注文住宅購入までの流れを詳しく説明します。

予算の考慮と情報収集

まず、予算を考える必要があります。通常、家賃と比較して家を建てる際の資金を計算します。また、貯金や親からの援助なども確認し、家づくりに充てられる資金を確保します。金融機関のウェブサイトなどで借入額のシミュレーションをおこなうことも有効です。

イメージづくりと情報収集

建てたい家のイメージや、建築する場所、間取りなどを考えます。モデルルームの見学などで情報収集をおこない、具体的なイメージを固めます。

土地探し

予算に合った土地を探します。不動産情報サイトなどを活用し、希望条件に合った土地を探しましょう。不動産会社に相談し、条件に合う土地が見つかれば連絡をもらいます。

建築会社探し

土地が決まったら、建ててくれる建築会社を探しましょう。ハウスメーカーや工務店、設計事務所などを検討し、建築プランの打ち合わせをおこないます。モデルハウスの見学や実際の工事現場の見学を通じて、建築会社を選定します。

間取りの設計と見積

建築会社を決定したら、間取りプランと見積もりを依頼しましょう。希望の間取りや設備を伝え、見積もりを作成します。複数の会社から見積もりをもらい、比較検討をおこないます。

プラン・見積依頼と住宅ローンの仮審査

プランと見積もりが決まれば、建築会社に依頼しましょう。同時に、住宅ローンの仮審査を申し込みます。建築プランの細部やローンの条件を調整し、最終的な契約に進みます。

工事請負契約を結びローンの本審査

建築会社との工事請負契約を結び、ローンの本審査を受けます。建築確認申請をおこない、許可が下りれば工事に着手します。必要に応じてプランの変更や追加契約をおこないましょう。

着工

建築会社との契約が完了し、ローンの本審査が通れば、工事が始まります。工事中は進捗状況を確認し、業者とのコミュニケーションを取りながら工事を進めます。

完成・引き渡し

住宅が完成したら、市町村や民間評価機関による審査を受けましょう。問題がなければ引き渡しとなり、新しい家に引っ越す準備をおこないます。完成後も、必要な修正や調整があれば建築会社と相談し、最終的な引き渡しとなります。

住宅の引き渡しまでに必要な期間

注文住宅を建てる場合の期間は、さまざまな要因によって変化します。ここでは、土地探しから完成までの一般的な期間について詳しく説明します。

土地探しに必要な期間

土地探しには、少なくとも数週間から3カ月程度の時間がかかります。希望条件に合う土地を見つけるまでに、複数の場所を見学し、検討しなければなりません。土地探しの段階では、現在住んでいる家を壊して建て直す場合や親から土地を譲り受ける場合など、異なるパターンがあります。

建築会社との契約に必要な期間

建築会社との契約までの目安は、ハウスメーカーや工務店など複数の業者から相見積を取り、決定するまでに約1カ月から2カ月程度かかります。打ち合わせやプランの調整、見積もりの作成などが含まれます。

ローン手続き・建築確認申請に必要な期間

土地が決まり、建築会社が選定された後は、ローンの手続きや建築確認の申請などがおこなわれます。この段階で約1カ月から2カ月程度の時間が必要です。

着工から完成までの期間

着工から完成までの期間は、約3カ月から4カ月程度とされています。ただし、仕様の変更や外構工事の追加などがあると、工期が延びる可能性もあります。

竣工から引き渡しまでの期間

竣工から引き渡しまでの期間は、約1カ月程度です。この期間に、住宅ローンの決済や登記手続きなどがおこなわれます。また、完成した建物の状況をチェックし、不備があれば修正をおこないます。

トータルでかかる期間

注文住宅を建てる場合の期間は、さまざまな要因によって異なります。一般的には、約1年半から2年程度の時間がかかることが多くなっています。

料金の支払いスケジュールを解説

注文住宅の支払いスケジュールにおいては、建築費を通常3~4回に分割して支払うのが一般的です。支払いは建築会社が定める条件に基づきます。

まず、建築契約が成立した段階で仮契約として一定の金額を支払います。例えば、100万円がこれに当たります。次に、建築会社と正式な工事請負契約を結び、工事費用の約10%を支払います。工事開始時には、工事費用のおよそ30%が支払われ、着工から竣工までの間に残りの費用が分割されて支払われます。最終的に住宅が完成し、建築会社から引き渡しを受ける段階で、残りの工事費用の約30%が支払われます。

このように、工事の進行に応じて建築費用を段階的に支払うことで、費用の管理とリスクを軽減しながら、建築プロセスをスムーズに進めることが可能です。宅ローンについては、一般的に、竣工後に融資が始まります。竣工までの期間中に利用するのはつなぎ融資と呼ばれ、このつなぎ融資で建築費用を賄います。

そして、竣工後に住宅ローンの返済が始まるのです。つなぎ融資を利用する際には、金利や手数料、返済条件などをしっかり確認しましょう。また、住宅ローンを選ぶ際には、金利や保証、手数料、特典などを比較検討し、自分にとって最適な条件のものを選ぶことが重要です。建築会社や金融機関の担当者に相談し、納得のいく選択をしましょう。

まとめ

注文住宅の購入は、さまざまな段階を経ておこなわれます。まずは予算の考慮と情報収集から始め、希望条件に合う土地を見つけ、建築会社を選定します。間取りの設計と見積もりの作成をおこない、ローンの手続きや建築確認の申請を進めます。

着工から完成までの工事期間もあり、最終的には竣工後に引き渡しがおこなわれるのです。支払いスケジュールは建築費を工事の進行に応じて分割し、住宅ローンも竣工後に返済が始まります。注文住宅を購入する際には、さまざまな要素を考慮して計画を立て、順調に進めていくことが大切です。

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